事件の真相と得点計算

下にスクロールして事件の真相と得点計算を確認してください。




















































💎事件の真相
「事件の真相」　は　「スルトは、自身が怪物になるため、老魔導士を殺害し、魔道具を奪い、使用した」・・・となります。
真相に付随するストーリーについては、各キャラクターシートをご参照ください。
各プレイヤーが感想戦をしながら、担当したキャラクターシートの内容について話すのも良いかもしれないですね。


💎得点計算
該当のプレイヤーは、事件の真相を解明することで得点できます。
これに基づいて加点を行ってください。
また、該当のプレイヤーには「◯◯であることを暴く、見つける」「○○であることを隠し通す」という条件のミッションがあります。
得点計算については、進行役の裁量　or　進行役以外のプレイヤーの多数決により、ミッションの成功可否を判断してください。


💎さいごに
最後までプレイしていただき、本当にありがとうございました。
拙ない作品だったかとは思いますが、ご意見、ご感想いただけたらとても嬉しいです。

エンディング④ー３

下にスクロールして確認してください。
















































「で、でも、ぼ、僕は、人間になりたいんだ！」

ダイは、スルトに向かって殴りかかろうとする。

しかし、一瞬早く、メイサが魔法でスルトを守る。

「な、なんで？」

スルトがメイサへ尋ねる。

メイサが、優しい声で言う。

「スルト、今まで、辛かったんだよね。なんとなく、その気持ち分かるわ。」

「私ね、人間になりたかった。今もなりたい。」

「でも、友達を殺して、人間になっても、それって人間っていえるのかな？」

「友達を殺した時点で、人間にもなれない、きっと怪物にも戻れない。ただの、醜い化け物になってしまうわ。」

「そんな化け物になってしまうくらいなら、私は、この３人で、ずっと、ずっと一緒にいたいわ！」

スルトは、泣いている。

ダイも、泣いている。






――――――あるところに、３匹の怪物がいた。

彼らは、人間になりたいと願っていた。

しかし、彼らの願いは、永遠に叶うことはなかった。

それでも、彼らは、怪物として、幸せに暮らした。

ずっと、ずっと、３匹一緒に――――――

エンディング④ー２

下にスクロールして確認してください。




















































「残念だわ、今まで、友達だと思ってたのに・・・・・」

メイサが悲しそうに呟く。

「ち、ちがうんだ、ぼ、僕は、君たちのことがすごく好きで、、、」

スルトが必死に訴えかけるが、２人は聞く耳をもたない。

「裏切者、裏切者、、、」

ダイがそう呟くと、彼の体が何倍もの大きさに膨れ上がっていく。

ダイは巨大な腕を振り上げる。

スルトがそれを見て逃げようとする。

しかし、一瞬早くメイサが魔法を放つ。

スルトの足は切り刻まれ、倒れこんだ。

「ねえ、本当に、僕は、裏切ったわけじゃ、、、、、」

「ズドンッッッッッッッッッッ！！！」

無情にも、巨大な腕がスルトへ振り下ろされる。

スルトの肉が潰れる音が、あたりに響く。

メイサは泣いていた。

ダイも泣いていた。

彼らの判断はこれで正しかったのだろうか。

スルトが死んだ今、その真偽は、誰にも分からない。

エンディング④

下にスクロールして確認してください。









































スルトを「殺す」か「殺さない」かをスルト以外のプレイヤーで話し合ってください。
制限時間は５分です。


スルトを殺す。


スルトを殺さない。

エンディング③

下にスクロールして確認してください。













































３人は、老魔導士を殺した犯人はいない、と結論づけ、そのまま怪物として、暮らすことになった。

しかし、その事件は、彼らの何かを変えてしまったのか、ゆっくりと、ゆっくりと、異変が起こる。

まず、最初に異変が起こったのは、メイサである。

彼女は、人間になれなかったことで、クレアに思いを伝えるのをためらっていた。

そのうち、彼女のもとへ、クレアが人間の女性と結婚した、という知らせが入る。

彼女は、その知らせが届いた、３日後に、死んだ。

自殺だった。

彼女は、自らの下半身に向けて、何度もナイフを突き刺し、果てていた。

まるで、人魚である部分を、自分から切り離そうとしたように。

２人は、とても悲しんだが、スルトが、ダイに言った。

「僕らは、メイサの分まで、頑張って生きよう！」

ダイは、うなづくこともなく、ただただ、泣いていた。

その数日後に、ダイは死んだ。

自殺だった。

家の近くの湖に身を投げていた。

死体は、トロールの弱点による水を浴びたことでドロドロに溶けていた。

スルトは、絶望し、泣いた。

翌朝、スルトは窓から外を眺める。

雲一つない、良く晴れた日だった。

「すぐに、君たちのところに行くね・・・・・・」

彼は、ゆっくりと家のドアを開け、外へ出る。

エンディング②

下にスクロールして確認してください。






















































「友達だと、思ってたのに、、、、」

メイサが、呪文を唱える。どうやら、ダイへ向けて魔法を放つ準備をしているようだ。

「ぼ、僕じゃない、僕は殺してない！！！」

ダイは、必死に訴えかける。

「そうだよ！きっと何か、理由が！」

スルトも、必死にダイを庇う。

しかし、メイサは聞く耳をもたない。

無情にも、メイサの魔法がスルトとダイへ放たれる。

水の刃が、２人を真っ二つに切り裂いた。

「これで、私が、人間になれるわ。人間になって、クレアと、、、、、」

メイサは、ブツブツと呟きながら、輝きを取り戻した魔道具とともに、夜の闇に消えていった。

――――――その後、人里では、ある怪物の噂が流れる。

「切り裂き女」が出るから、夜は決して出歩いてはいけない。

なんでも、恋人に振られた女が、狂って恋人と、その家族を魔法で八つ裂きにしたらしい。

毎晩、その怪物は獲物を探しているそうだ。

その女は、しきりにこう呟いているらしい。

「私は、怪物なんかじゃない、、、、人間よ、人間になれたの、、、」

エンディング①

下にスクロールして確認してください。


































「う、裏切者、裏切者、、、、、」

ダイが、ブツブツと呟きながら、体を何倍もの大きさに膨れ上がらせていく。

ダイが、巨大な腕を振り上げる。

「わ、私じゃないわ！」

メイサが、必死に訴えかける。

「そうだよ！きっと何か、理由が！」

スルトも、必死にメイサを庇う。

しかし、ダイは聞く耳をもたない。

「ズドンッッッッッッッッッッ！！！！！」

無情にもダイの腕が振り下ろされる。

「グシャッッッッッッ！！！！」

メイサはスルトもろとも潰される。

ダイは、そのまま正気を失い、怪物や人間を殺し、暴れまわった。

勇者とは程遠い、醜い化け物ような姿になって――――――

エンディング分岐

下にスクロールして内容を確認してください。



































推理発表パートで、スルトが犯人である旨の推理を発表したプレイヤーが最も多数派だった場合。


推理発表パートで、メイサが犯人である旨の推理を発表したプレイヤーが最も多数派だった場合。


推理発表パートで、ダイが犯人である旨の推理を発表したプレイヤーが最も多数派だった場合。


上記以外の推理が多数派だった場合。

チャプター２

💎短刀について
死体の近くの川の底におちていた。

💎包帯について
ダイの腕に巻かれている。朝は巻いていなかったはずだが・・・・

💎メイサの魔力について
強力な魔法を使用した痕跡がある。

💎切り傷について
スルトの足に痛々しく残っている。

💎ラブレター
宛名のないラブレター。
ダイの部屋にあった。

💎色あせた魔道具。
スルトの部屋から発見された。
宝石は光を失っており、色あせている。

💎３人で写った写真。
３人が仲良さそうに映っている。
スルトの部屋にあった。

チャプター１

💎老魔導士の死体について
腹部を切り刻まれたことによる失血死。
川辺の近くで仰向けの状態で発見された。

💎老魔導士の死体について②
現場は少し荒れており、魔法が使用された痕跡が残っている。

💎スルトとメイサとダイの家
１階には、リビングとキッチン、トイレとお風呂がある。
２階には、スルトとダイの部屋がある。
メイサは、家のすぐ近くの湖に住んでいる。

💎３人の暮らし
基本的には、日中は３人で家で過ごし、夜になると、メイサだけ湖で就寝する。

💎魔道具について
宝石の形をした魔道具。
老魔導士の懐から奪われ、どこかへ持ち去られているようだ。

💎魔道具について②
魔力が込められており、使用すると、怪物を人間に変えることができる。
また、逆に人間を怪物へ変えることもできる。

💎魔道具について③
使用前は光り輝いているが、使用後は、光を失い色あせてしまう。
しかし、使用者が死亡することで、再び宝石が光り輝き、魔力が戻り、使用が可能になる。

💎拳銃について
町の近くの別の川の底に落ちていた。

💎スルトについて
元々は、吸血鬼が住む城と噂される古びた館に住んでいた。

💎メイサについて
水を使用した魔法が得意である。

💎ダイについて
その巨体から、人間から敬遠されることも多かった。

💎クレアについて
メイサが恋心を持っている人間の男性。
足に怪我を負っている。

💎火傷の跡について
スルトの腕に残っていた。