事件の真相と得点計算

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💎事件の真相
「事件の真相」 は 「スルトは、自身が怪物になるため、老魔導士を殺害し、魔道具を奪い、使用した」・・・となります。
真相に付随するストーリーについては、各キャラクターシートをご参照ください。
各プレイヤーが感想戦をしながら、担当したキャラクターシートの内容について話すのも良いかもしれないですね。


💎得点計算
該当のプレイヤーは、事件の真相を解明することで得点できます。
これに基づいて加点を行ってください。
また、該当のプレイヤーには「◯◯であることを暴く、見つける」「○○であることを隠し通す」という条件のミッションがあります。
得点計算については、進行役の裁量 or 進行役以外のプレイヤーの多数決により、ミッションの成功可否を判断してください。


💎さいごに
最後までプレイしていただき、本当にありがとうございました。
拙ない作品だったかとは思いますが、ご意見、ご感想いただけたらとても嬉しいです。

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2021-01-28 : 老魔導士と3匹の怪物 : コメント : 0 :
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エンディング④ー3

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「で、でも、ぼ、僕は、人間になりたいんだ!」

ダイは、スルトに向かって殴りかかろうとする。

しかし、一瞬早く、メイサが魔法でスルトを守る。

「な、なんで?」

スルトがメイサへ尋ねる。

メイサが、優しい声で言う。

「スルト、今まで、辛かったんだよね。なんとなく、その気持ち分かるわ。」

「私ね、人間になりたかった。今もなりたい。」

「でも、友達を殺して、人間になっても、それって人間っていえるのかな?」

「友達を殺した時点で、人間にもなれない、きっと怪物にも戻れない。ただの、醜い化け物になってしまうわ。」

「そんな化け物になってしまうくらいなら、私は、この3人で、ずっと、ずっと一緒にいたいわ!」

スルトは、泣いている。

ダイも、泣いている。






――――――あるところに、3匹の怪物がいた。

彼らは、人間になりたいと願っていた。

しかし、彼らの願いは、永遠に叶うことはなかった。

それでも、彼らは、怪物として、幸せに暮らした。

ずっと、ずっと、3匹一緒に――――――

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エンディング④ー2

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「残念だわ、今まで、友達だと思ってたのに・・・・・」

メイサが悲しそうに呟く。

「ち、ちがうんだ、ぼ、僕は、君たちのことがすごく好きで、、、」

スルトが必死に訴えかけるが、2人は聞く耳をもたない。

「裏切者、裏切者、、、」

ダイがそう呟くと、彼の体が何倍もの大きさに膨れ上がっていく。

ダイは巨大な腕を振り上げる。

スルトがそれを見て逃げようとする。

しかし、一瞬早くメイサが魔法を放つ。

スルトの足は切り刻まれ、倒れこんだ。

「ねえ、本当に、僕は、裏切ったわけじゃ、、、、、」

「ズドンッッッッッッッッッッ!!!」

無情にも、巨大な腕がスルトへ振り下ろされる。

スルトの肉が潰れる音が、あたりに響く。

メイサは泣いていた。

ダイも泣いていた。

彼らの判断はこれで正しかったのだろうか。

スルトが死んだ今、その真偽は、誰にも分からない。

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エンディング④

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スルトを「殺す」か「殺さない」かをスルト以外のプレイヤーで話し合ってください。
制限時間は5分です。


スルトを殺す。


スルトを殺さない。

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エンディング③

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3人は、老魔導士を殺した犯人はいない、と結論づけ、そのまま怪物として、暮らすことになった。

しかし、その事件は、彼らの何かを変えてしまったのか、ゆっくりと、ゆっくりと、異変が起こる。

まず、最初に異変が起こったのは、メイサである。

彼女は、人間になれなかったことで、クレアに思いを伝えるのをためらっていた。

そのうち、彼女のもとへ、クレアが人間の女性と結婚した、という知らせが入る。

彼女は、その知らせが届いた、3日後に、死んだ。

自殺だった。

彼女は、自らの下半身に向けて、何度もナイフを突き刺し、果てていた。

まるで、人魚である部分を、自分から切り離そうとしたように。

2人は、とても悲しんだが、スルトが、ダイに言った。

「僕らは、メイサの分まで、頑張って生きよう!」

ダイは、うなづくこともなく、ただただ、泣いていた。

その数日後に、ダイは死んだ。

自殺だった。

家の近くの湖に身を投げていた。

死体は、トロールの弱点による水を浴びたことでドロドロに溶けていた。

スルトは、絶望し、泣いた。

翌朝、スルトは窓から外を眺める。

雲一つない、良く晴れた日だった。

「すぐに、君たちのところに行くね・・・・・・」

彼は、ゆっくりと家のドアを開け、外へ出る。


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マーダーミステリーのシナリオです。

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