事件の真相と得点計算
事件の真相を確認したい方は、下記をスクロールして確認してください。
⛄事件の真相
「事件の真相。」 は 「モモカは、事件当日に警察より先にレオナを発見していたが、その場で助けを呼ばなかった。レオナはその光景を一部始終見ており、モモカの服装から、自分を見捨てて、ヨウキと一緒にデートを楽しんでいると勘違いした。そうした出来事から、自分の居場所がすでに存在していない、と思い込み、2人に会いたくなかった。」・・・となります。
真相に付随するストーリーについては、各キャラクターシートをご参照ください。
各プレイヤーが感想戦をしながら、担当したキャラクターシートの内容について話すのも良いかもしれないですね。
⛄得点計算
該当のプレイヤーは、事件の真相を解明することで得点できます。
これに基づいて加点を行ってください。
また、該当のプレイヤーには「◯◯であることを暴く、見つける」「○○であることを隠し通す」という条件のミッションがあります。
得点計算については、進行役の裁量 or 進行役以外のプレイヤーの多数決により、ミッションの成功可否を判断してください。
⛄さいごに
最後までプレイしていただき、本当にありがとうございました。
拙ない作品だったかとは思いますが、ご意見、ご感想いただけたらとても嬉しいです。
シナリオへ戻る
⛄事件の真相
「事件の真相。」 は 「モモカは、事件当日に警察より先にレオナを発見していたが、その場で助けを呼ばなかった。レオナはその光景を一部始終見ており、モモカの服装から、自分を見捨てて、ヨウキと一緒にデートを楽しんでいると勘違いした。そうした出来事から、自分の居場所がすでに存在していない、と思い込み、2人に会いたくなかった。」・・・となります。
真相に付随するストーリーについては、各キャラクターシートをご参照ください。
各プレイヤーが感想戦をしながら、担当したキャラクターシートの内容について話すのも良いかもしれないですね。
⛄得点計算
該当のプレイヤーは、事件の真相を解明することで得点できます。
これに基づいて加点を行ってください。
また、該当のプレイヤーには「◯◯であることを暴く、見つける」「○○であることを隠し通す」という条件のミッションがあります。
得点計算については、進行役の裁量 or 進行役以外のプレイヤーの多数決により、ミッションの成功可否を判断してください。
⛄さいごに
最後までプレイしていただき、本当にありがとうございました。
拙ない作品だったかとは思いますが、ご意見、ご感想いただけたらとても嬉しいです。
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エンディング②ー3
エンディングを確認したい場合は、下記をスクロールして確認してください。
二人で病室へ入る。
「会いたくない、って言ったじゃん。」
レオナが、弱弱しく、呟く。
「なんでだよ!俺たちは、ずっと探してたんだぞ!」
ヨウキが強い口調で言う。
モモカは、泣いている。
「………ふ、2人で、デートしながら探してたの?」
「私をほっといて、2人で楽しんでいたんでしょ?」
レオナは、2人を責めるように続ける。
「ち、ちがう、それは、、、、」
「うるさい!!!!!」
ヨウキの言葉をレオナが遮る。
「どうせ、どうせ私の居場所なんて、もう、ないんでしょ!!!!」
レオナは、包丁を手に取り、自身の喉に突き刺そうとする。
「ザシュッッッッッ!!!」
鮮血が、飛び散る。
「な、なんで?」
レオナが驚く。
ナイフは、深々と、モモカの腕に突き刺さっている。
モモカが間一髪のところで腕を伸ばしたのだ。
「グ、グウウウ。」
痛みに耐えるモモカ。
「な、なんで?私がいなくなったほうが、良いでしょ?なんで、なんで庇うの?」
レオナはモモカに聞く。
「ごめんね、、、私が、私が、悪いの。」
「私が、全部。」
「レオナがいなくなる必要はなくて、私が、私が、いなくなれば良いの。」
「ヨウキはね、あなたを、ずっとずっと、探していたんだよ。」
「雨の日も、風の日も、外に出て、街を見回って、学校にもいかず。」
「家では、ネットで、あなたの情報を調べていたの。」
「ごはんも、あなたが食べれていないかもって、あんまり食べないで、どんどん、疲弊していって。」
「そんな、ヨウキを、見ていられなくて、今日は、私から誘ったの。」
「あなたの居場所はずっと、ずっとあったの。私が、その場所を、奪おうとしてただけ。ごめんね。」
「すぐに、いなくなるから、ちょっとだけ待ってて。」
モモカは、おもむろに、病室の窓から飛び降りようとする。
「待って!」
ヨウキが、叫び、彼女を止める。
「お前の気持ち、気づけなくてごめん!」
「嬉しい、嬉しいけど、お前の気持ちには、答えられない。でも、3人でいたいんだ!ワガママかもしれないけど、3人で、また、図書室で勉強したり、ファミレスでダベったり、そんな日常を、取り戻したいんだ!」
「レオナ、お前もそうじゃないの!?」
レオナが、泣き出す。
「う、うん、私も、3人で、いたい……。」
それを聞いたモモカは、泣きながら、その場で、うずくまる。
「ごめん、ごめんね、本当に、ごめんね。」
彼女の謝る声が、いつまでも、いつまでも、その病室へ響いた。
二人で病室へ入る。
「会いたくない、って言ったじゃん。」
レオナが、弱弱しく、呟く。
「なんでだよ!俺たちは、ずっと探してたんだぞ!」
ヨウキが強い口調で言う。
モモカは、泣いている。
「………ふ、2人で、デートしながら探してたの?」
「私をほっといて、2人で楽しんでいたんでしょ?」
レオナは、2人を責めるように続ける。
「ち、ちがう、それは、、、、」
「うるさい!!!!!」
ヨウキの言葉をレオナが遮る。
「どうせ、どうせ私の居場所なんて、もう、ないんでしょ!!!!」
レオナは、包丁を手に取り、自身の喉に突き刺そうとする。
「ザシュッッッッッ!!!」
鮮血が、飛び散る。
「な、なんで?」
レオナが驚く。
ナイフは、深々と、モモカの腕に突き刺さっている。
モモカが間一髪のところで腕を伸ばしたのだ。
「グ、グウウウ。」
痛みに耐えるモモカ。
「な、なんで?私がいなくなったほうが、良いでしょ?なんで、なんで庇うの?」
レオナはモモカに聞く。
「ごめんね、、、私が、私が、悪いの。」
「私が、全部。」
「レオナがいなくなる必要はなくて、私が、私が、いなくなれば良いの。」
「ヨウキはね、あなたを、ずっとずっと、探していたんだよ。」
「雨の日も、風の日も、外に出て、街を見回って、学校にもいかず。」
「家では、ネットで、あなたの情報を調べていたの。」
「ごはんも、あなたが食べれていないかもって、あんまり食べないで、どんどん、疲弊していって。」
「そんな、ヨウキを、見ていられなくて、今日は、私から誘ったの。」
「あなたの居場所はずっと、ずっとあったの。私が、その場所を、奪おうとしてただけ。ごめんね。」
「すぐに、いなくなるから、ちょっとだけ待ってて。」
モモカは、おもむろに、病室の窓から飛び降りようとする。
「待って!」
ヨウキが、叫び、彼女を止める。
「お前の気持ち、気づけなくてごめん!」
「嬉しい、嬉しいけど、お前の気持ちには、答えられない。でも、3人でいたいんだ!ワガママかもしれないけど、3人で、また、図書室で勉強したり、ファミレスでダベったり、そんな日常を、取り戻したいんだ!」
「レオナ、お前もそうじゃないの!?」
レオナが、泣き出す。
「う、うん、私も、3人で、いたい……。」
それを聞いたモモカは、泣きながら、その場で、うずくまる。
「ごめん、ごめんね、本当に、ごめんね。」
彼女の謝る声が、いつまでも、いつまでも、その病室へ響いた。
エンディング②-2
レオナの追憶を確認したい場合は、下記をスクロールしてください。
レオナは、全て見ていた。
モモカの行動を、一部始終。
モモカが地下室に現れたとき、レオナは喜んだ。
すぐに声をかけようとした。
しかし、声が出ない、体もすぐに動かせない。
丸一日飲まず食わずなのと、今までの監禁生活で、体が弱っているせいだ。
レオナはこの絶望の日々から解放される、そう信じていた。
しかし、モモカはサンドイッチとココアを近くに置き、立ち去って行った。
―――――なんで!?
レオナは困惑する。
―――――そうだ、誰かに助けを呼んだんだ!きっとそうだ!
レオナは、そう思う、いや、そう思うしかなかった。
しかし、10分、20分、1時間待っても助けが来ない。
レオナは、やっともの思いで、体を動かし、モモカが置いて行った、サンドイッチを食べ、ココアを飲み干す。
―――――モモカは、こない。
レオナは、辛く、絶望的な現実を目の当たりにする。
――――――――なんで?なんで?私が、モモカに何をしたの?
その時、ふと、モモカの服装を思い出す。
――――モモカ、お洒落な格好してた……まるで、誰かとデートしてるみたい。
――――モモカがつけていたマフラー、私がヨウキにプレゼントしたものだった、なんで、モモカがつけてるの?
レオナが、ある一つの、結論にいきつくことは、当然のことだった。
レオナは、思う。
―――――そうだよね、私、何日もいなかったんだもの。
―――――そうだよね、私は、ずっとずっと、2人に会いたかったけど、2人は、もう私がいなくても、大丈夫なんだね。
―――――そうだよね、私が今更戻っても、居場所は、どこにも、どこにも、ないよね。
レオナは、食料と水分をとれたおかげで、声も出せるようになり、助けを呼ぼうとしたところで、ある考えがよぎる。
モモカが地下室に来たことがバレたら、警察に怪しまれないだろうか、通報しなかったとなれば、もしかしたら、捕まってしまうかもしれない。
そうなれば、きっと、ヨウキは悲しむだろう。
レオナは、サンドイッチの包み紙と、ココアが入っていた紙コップをぐしゃぐしゃにして、地面と激しく擦り付けた。
モモカの指紋、そして、ヨウキへの思いと、3人の思い出を、まとめて消し去るように。
レオナは、警察に保護された後、病院で治療を受けた。
警察から、ヨウキと、モモカが病院へ向かっていることを聞く。
2人へメモを書く。
「ふたりと、あいたくない。」
涙が、メモに落ち、文字が少しだけ滲んだ。
エンディングへ
レオナは、全て見ていた。
モモカの行動を、一部始終。
モモカが地下室に現れたとき、レオナは喜んだ。
すぐに声をかけようとした。
しかし、声が出ない、体もすぐに動かせない。
丸一日飲まず食わずなのと、今までの監禁生活で、体が弱っているせいだ。
レオナはこの絶望の日々から解放される、そう信じていた。
しかし、モモカはサンドイッチとココアを近くに置き、立ち去って行った。
―――――なんで!?
レオナは困惑する。
―――――そうだ、誰かに助けを呼んだんだ!きっとそうだ!
レオナは、そう思う、いや、そう思うしかなかった。
しかし、10分、20分、1時間待っても助けが来ない。
レオナは、やっともの思いで、体を動かし、モモカが置いて行った、サンドイッチを食べ、ココアを飲み干す。
―――――モモカは、こない。
レオナは、辛く、絶望的な現実を目の当たりにする。
――――――――なんで?なんで?私が、モモカに何をしたの?
その時、ふと、モモカの服装を思い出す。
――――モモカ、お洒落な格好してた……まるで、誰かとデートしてるみたい。
――――モモカがつけていたマフラー、私がヨウキにプレゼントしたものだった、なんで、モモカがつけてるの?
レオナが、ある一つの、結論にいきつくことは、当然のことだった。
レオナは、思う。
―――――そうだよね、私、何日もいなかったんだもの。
―――――そうだよね、私は、ずっとずっと、2人に会いたかったけど、2人は、もう私がいなくても、大丈夫なんだね。
―――――そうだよね、私が今更戻っても、居場所は、どこにも、どこにも、ないよね。
レオナは、食料と水分をとれたおかげで、声も出せるようになり、助けを呼ぼうとしたところで、ある考えがよぎる。
モモカが地下室に来たことがバレたら、警察に怪しまれないだろうか、通報しなかったとなれば、もしかしたら、捕まってしまうかもしれない。
そうなれば、きっと、ヨウキは悲しむだろう。
レオナは、サンドイッチの包み紙と、ココアが入っていた紙コップをぐしゃぐしゃにして、地面と激しく擦り付けた。
モモカの指紋、そして、ヨウキへの思いと、3人の思い出を、まとめて消し去るように。
レオナは、警察に保護された後、病院で治療を受けた。
警察から、ヨウキと、モモカが病院へ向かっていることを聞く。
2人へメモを書く。
「ふたりと、あいたくない。」
涙が、メモに落ち、文字が少しだけ滲んだ。
エンディングへ
エンディング①
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「俺は1人で入るから、モモカは後から入って。」
「やだ!一緒に入ろ!」
ヨウキとモモカは、お互いに意見をゆずらない。
彼らの言い争う声は、次第に大きくなり、レオナの病室の中にもこだまする。
「いやああああああああああああああああああああッッ!!!!!」
突然、レオナの、悲しむような、狂ったような、わめき声が響きわたる。
直後、病室の窓が開く音、そして……
「グシャッッッ!!!!」
肉の潰れるような音がした。
彼らと、警官は、急いで病室へ入り、大きく開かれた窓から身を乗りだし、下を見る。
そこには、関節がありない方向に曲がっている、レオナ、いや、レオナだった血まみれの物体が、駐車場で、横たわっていた。
「俺は1人で入るから、モモカは後から入って。」
「やだ!一緒に入ろ!」
ヨウキとモモカは、お互いに意見をゆずらない。
彼らの言い争う声は、次第に大きくなり、レオナの病室の中にもこだまする。
「いやああああああああああああああああああああッッ!!!!!」
突然、レオナの、悲しむような、狂ったような、わめき声が響きわたる。
直後、病室の窓が開く音、そして……
「グシャッッッ!!!!」
肉の潰れるような音がした。
彼らと、警官は、急いで病室へ入り、大きく開かれた窓から身を乗りだし、下を見る。
そこには、関節がありない方向に曲がっている、レオナ、いや、レオナだった血まみれの物体が、駐車場で、横たわっていた。