エンディングＤ

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「ひとまず、この中には、犯人はいなさそうだね。」

ケイが呟き、エルとみられる足を埋葬することにした。

夕方、キュウは用事があると言い、町に向かい、ケイとユウは一緒に家に帰った。

家への帰り道、ユウは、ケイに何か言いたそうにしている。

みかねたケイはユウに尋ねる。

「どうしたの？」

ユウは、重々しい口調で話す。

「ケイって、エルのこと好きだったよね？」

ケイが焦った様子で答える。

「そ、そんなこと・・・・」

ユウが声を荒げる。

「分かるの！私も、エルのことが好きだったから・・・」

「でも、なんで、ケイはそんなに落ち着いているの？むしろ清々しい気持ちに見える！」

「私は、胸が張り裂けそうなほど、苦しいのに・・・・」

ユウは泣きながら言葉を絞り出していた。

ケイはしばらくうつむく。

そして、突然、ユウに尋ねる。

「・・・・・・ユウって、この森にいるモンスター、倒せる？」

「なによ、突然、、、私の魔法じゃ、一匹も倒せないわよ！」

ケイが嬉しそうに、ニヤリと笑う。

「そっか、そしたら、外は危ないから、一度家に帰って、そこで話そう。ね？」

ユウは、泣きながらうなづく。

家に帰り、ひと段落すると、外からノックの音がしたので、ユウがドアを開ける。

すると、ユウは自分の目を疑った。

目の前には、死んだはずのエルの姿があった。

「なんで、なんで？本当にエルなの？」

ユウは泣きながら言った。

エルは、ゆっくりとうなづく。

そして、外に向かって歩き出す。

「ねえ、待って！お願い！」

つられて、ユウもエルのあとを追う、どこまでも、どこまでも―――

―――――――その夜

「ただいま！あれ、ユウは帰ってきていないの？」

キュウが疲れた様子で、ケイに尋ねる。

「そうなんだ、一度家に帰ってきたんだけど、外に用事があるって出ていったんだ。夜も帰ってこないって。」

ケイは、いつもの調子で答える。

「そうなの？エルのこともあるし、ちょっと心配だなあ・・・」

キュウは不安そうにしていると、ケイは微笑みながらこう答えた。

「きっと大丈夫だよ！外に出ていくときは、まるで、楽しい夢を見ているみたいに嬉しそうだったから・・・」

事件の真相と得点計算

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🌳事件の真相
「事件の真相。」　は　「エルは、キュウが召喚してしまったドラゴンから逃げていたが、ケイの魔法によって助けを呼べず、そのまま食い殺されてしまった。」・・・となります。
真相に付随するストーリーについては、各キャラクターシートをご参照ください。
各プレイヤーが感想戦をしながら、担当したキャラクターシートの内容について話すのも良いかもしれないですね。


🌳得点計算
該当のプレイヤーは、事件の真相を解明することで得点できます。
これに基づいて加点を行ってください。
また、該当のプレイヤーには「◯◯であることを暴く、見つける」「○○であることを隠し通す」という条件のミッションがあります。
得点計算については、進行役の裁量　or　進行役以外のプレイヤーの多数決により、ミッションの成功可否を判断してください。


🌳さいごに
最後までプレイしていただき、本当にありがとうございました。
拙ない作品だったかとは思いますが、ご意見、ご感想いただけたらとても嬉しいです。

エンディングＣ

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「わ、私じゃない！私が、エルを殺すわけないじゃない！！」

ユウが、狂ったように叫ぶ。

「お、お前らだろ！お前らが、私の、私の愛するエルをッ！！！」

ユウが、キュウとケイに向かって、魔法を放とうとする。

その瞬間、ユウの眼前に、巨人のようなモンスターが現れる。

どうやら、キュウが召喚魔法を使用したようだ。

「ユウ、そして、エル、私の驕りがなければ、こんなことにならなかったかもしれない。ごめんね。」

巨人の腕がユウを捕らえる。

「は、離して！ほんとに、ほんとにわたしじゃないの！！！」

ユウは恐怖に怯えている。

キュウは、ユウへ優しく語りかける。

「１人では、逝かせないよ。私も、すぐ、そっちに逝くから。そしたら、いっぱい、謝らせてね。」

キュウが合図をすると、巨人は、ユウを貪り食らう。

「や、やめ、て、、、、、ぎゃああああああああああああああ・・・・・・・・。」

ユウの断末魔が響き渡る。

キュウはそれを見届けた後、巨人に合図をする。

「ゴリｯ、ﾒｷﾞｮッ！ゴリｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘！！！」

その瞬間、骨と肉が潰れ、擦れるような気味の悪い音が響く。

巨人が、キュウを巨大な足で踏みつぶしたのだ。

その後、巨人はうなり声とともに消えていった。

しばらくの沈黙が過ぎる。

「ク、クックックックックックッ！！！」

その後、ケイの、狂ったような、不敵な笑い声が森に響き渡った。

エンディングＢ

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「な、なんで、エルを殺したの！」

ユウがキュウを糾弾する。

「わ、私じゃない！殺すつもりは、なかったの！！！」

キュウが、慌てた様子で呪文を唱える。

「グ、グオオオオオオオオオオオオオ！！！」

すると、巨大なドラゴンが召喚される。

「ほ、ほら、私にかかれば、ドラゴンだって使役できるの！」

「ねえ、ドラゴン、私の言うこと、聞けるでしょ？」

「グ、グガアアアアアアアアアアアアア！！！」

ドラゴンの様子がおかしい。

明らかに、キュウ、そしてケイとユウに向けて、敵意を向けている。

ユウとケイはすぐにその場を離れようとする。

ユウが叫ぶ。

「キュウ、早く逃げようよ！」

「い、嫌よ、私は、ドラゴンを自由に操れるの！だから、エルを、エルを殺してなんか、、、」

その瞬間、ドラゴンは、巨大な腕で、キュウを捕らえる。

キュウが、ドラゴンに、苦しそうな声で語り掛ける。

「そうだよね？あなたは、エルを殺してなんか、いな・・・・・。」

「グシャッ、ゴリゴリ、グシャッ！！！」

肉が潰れるような、骨が擦れるような、気持ちの悪い音が響く。

ドラゴンが、キュウを貪り食らったのである。

ドラゴンはその後、消え失せた。

しばらくの沈黙が過ぎる。

「ク、クックックックックックッ！！！」

その後、呆然とするユウの隣で、ケイの、狂ったような、不敵な笑い声が森に響き渡った。

エンディングＡ

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「な、なんで、エルを殺したの！」

ユウがケイを糾弾する。

「ぼ、ぼくは悪くない・・・・悪くないんだ！アイツが、エルが、僕を裏切るから！」

「お、お前らも、殺してやる！！！」

ケイが、叫び、キュウとユウに向かって、魔法を放とうとする。

その瞬間、ケイの眼前に、巨人のようなモンスターが現れる。

どうやら、キュウが召喚魔法を使用したようだ。

「ケイ・・・・私の驕りがなければ、こんなことにならなかったかもしれない。ごめんね。」

巨人の腕がケイを捕らえる。

「は、離せえええええ！」

ケイは恐怖に怯えている。

キュウは、ケイへ優しく語りかける。

「１人では、逝かせないよ。私も、すぐ、そっちに逝くから。そしたら、いっぱい、謝らせてね。」

キュウが合図をすると、巨人は、ケイを貪り食らう。

「や、やめ、、、、、、ぎゃああああああああああああああ・・・・・・・・。」

ケイの断末魔が響き渡る。

キュウはそれを見届けた後、巨人に合図をする。

「ゴリｯ、ﾒｷﾞｮッ！ゴリｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘ｲ‘！！！」

その瞬間、骨と肉が潰れ、擦れるような気味の悪い音が響く。

巨人が、キュウを巨大な足で踏みつぶしたのだ。

その後、巨人は、うなり声とともに消えていった。

ユウは、呆然としながら、虚空をいつまでも、いつまでも見つめていた。