エンディング②

必ず、推理発表パートが終了してから、お読みください。
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「ハッピーハロウィン！」
ミカが、ジェイソン風の衣装を着て押し入れから登場した。
驚くタケ、ユーコ、レオの３人。

「びっくりした？」
ニヤニヤしながらユースケが皆に聞く。

ミカとユースケは、３人のために、ハロウィンパーティを計画していたのだ。

「今日は、皆が仲良くなってちょうど１年！今日はいっぱい楽しもー！トリック　オア　トリーーーーート！！！！」
ミカが嬉しそうに言う。

「そういうことだったんだ、本当によかった。」
ユーコが密かに安堵の表情を浮かべる。

５人は、ミカとユースケが徹夜で準備していたケーキや、ハロウィンの衣装を着ながら、楽しい時間を過ごす。





そして、ユースケがおもむろに口を開く。
「実は、俺・・・・・・・」

エンディング①

必ず、推理発表パートが終了してから、お読みください。
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※グロテスクな表現があるので、苦手な方はご注意ください。














































しばらく沈黙が続く。

静寂を切り裂いたのは、タケの怒鳴り声だった。
「俺の、俺のミカを返せええええええええ！！！！！！！！」
狂ったように暴れだし始めた。
そして、ユースケに馬乗りになって顔を殴りだす。
レオがタケを止めようとしたが、体格で勝るタケを止めることはできない。
「ゴキュッ」
聞いたことのないような音がした。
ユースケの首はありえない角度に折れ曲がっていた。
「お前らがミカを傷つけたのか？」
怒りの矛先はユーコとレオへ。
じりじりと近づいてくるタケ。
逃げようとする２人。
しかし、レオが捕まってしまう。
首を絞められ、レオの顔はみるみるうちに青ざめる。
ユーコはレオを助けようと、無我夢中で持っていたナイフを振り回す。
ナイフはタケの頸動脈を切り裂き、血が噴水のように飛び散る。
タケは壊れたおもちゃのように暴れ、もがき苦しみながら息絶えた。
血まみれの中、ユーコはぐったりとしているレオに駆け寄るが、彼は泡を吹いていた。すでに窒息死しているようだった。

１人立ち尽くすユーコは、友達を救えなかったこと、そして、友達を殺してしまったことに絶望し、ナイフを自らの胸に突き刺した。


彼女は、うすれゆく意識の中、押し入れがゆっくりと開くのを見た。

エンディング分岐

🍂エンディング①

推理発表パートにおいて、「ミカが死んでいる」「ミカが監禁されている」等の、ミカに危害が及んでいる趣旨の推理が、いずれかのプレイヤーから発表された場合。


🍂エンディング②

推理発表パートにおいて、「ミカが死んでいる」「ミカが監禁されている」等の、ミカに危害が及んでいる趣旨の推理が、プレイヤー全員から発表されなかった場合。